さて蘭州2日目の今日は
白塔山公園に行く事にしました。
▼前回の記事はこちら
蘭州で非常に便利なバスに乗って白塔山公園迄行きます。
バスの運転手です。
制服も着ていないし
とてもリラックスをして勤務しています。
日本だったら即刻通報されて首ですね。
ただこういった緩さも私は中国の良い所だと思っています。
日本は人に対して求める水準が高く
良識やマナー意識は高い反面、
逆に言うと他人の行動に対しての寛大さに欠けていて
僅かな事でも目くじらを立てて
大袈裟にわめきたてるという悪習が有る様な気がします。
例えば良く報道される来日した中国人の
マナー違反に多くの苦言が寄せられますが
彼らに悪気は無く、文化の違いがあるだけです。
行列に並ばない事や、声が大きい、水洗トイレに紙を流さずにゴミ箱に捨てる等々。
これらの行為は実際に中国に行けば
中国文化で有る事が良く解ります。
中国ではトイレの際に紙は備え付のゴミ箱に入れます。
周りの騒音が大きい事も有り
小さな声では相手が話を聞き取りづらい為
声が大きいのかもしれません。
行列をパスするのは日本では御法度ですが
途上国では普通にある事です。
逆に言うとそれを許す寛容さが残っているのです。
ですが日本人はそれを許しません。
例え相手が緊急事態であろうと困っていようと
「最後尾に並べ!」となる訳です。
中国人なら大抵の事なら
許してくれる寛容さを持ち合わせています。
日本ではそばやラーメンを音を出してすすって食べますが
白人文化では行儀が悪くまわりに失礼な行為です。
日本では路上にゴミをポイ捨てするのは非常識ですが
フランスでは普通に路上にゴミを捨てます。
でもそれは公共清掃員が居て毎日清掃をしているという背景が有るからです。
つまり持っている文化背景が違うという事なのです。
これはどちらが正しいという事では無く
文化の違いです。
私は異国の人のそぐわない行動も
(外国人だからしょうがない)と
思える寛容さを持ち合わせたいと思っています。
さて話は戻って
中国で揚子江に次いで長い河である
"黄河"を橋で渡ります。
橋を渡って到着しました白塔山公園。
長い階段をひたすら登っていきます。
しばらく登ると来ました"白塔"
その高さ17メートル
塔の中に入る事は出来ません。
そして白塔山頂上からの眺めです。
蘭州のビル群が近代化している事が良く解ります。
さて白塔山を下山して昼食を採ります。
今日はここで食べます。
すっかりおなじみの蘭州牛肉麺です。
トッピングを選ぶ事が出来ます。
味は抜群!
しかも安い。
今日はこれで観光を終えてのんびりしてました。
そして夕食は中国人のローカルフードにしました。
左は肉まんでは無く"マントウ"と言う
中には何も入っていない肉まんです。
右のどんぶりはワンタンです。
蘭州二日目は黄河に白塔山公園と充実した一日となりました。
▼次の記事はこちら