フィリピン バジャウ族 滞在記 12 漁に同行偏 2

さて今日はバジャウ族の漁に同行しています。

 

 

▼ 前回の記事はこちら

バジャウ村 滞在記 11 漁に同行偏 1

 

 

ここで漁を始めます。

バジャウ族の漁は昔ながらの

素潜りスタイルです。

 

日本の様に網を使った漁法はしません。

深く潜水する為に足ひれを装着します。

 

そして水中ゴーグルを装着して

手作りの小型スピアフィッシング(ゴムガン)

を使って小魚を捕ります。

 

 

漁師のアブドゥルさんが海中に潜っていきました。

 

 

私も同様に海中に潜ってみると

深さは8メートル位は有りました。

 

漁の最中、子供は父の漁を見て学びながら

気持ち良さそうに海中に潜っていました。

子どもはお父さんと一緒に漁が出来て

楽しそうです。

 

するとすぐにアブドゥルさんが

ホタテを捕ってきました。

海に入ってほんの2,3分です。

 

ホタテは中々立派なサイズです。

漁師のアブドゥルさんが海に潜って

本の10分程で数匹の小魚を捕ってきました。

海の幸は豊富な様です。

 

ちなみに今は漁期ではオフシーズンなので

大型の魚は捕れないとう事です。

 

オンシーズンになると

バラクーダ"(オニカマス)という

1.7メートルの大型の魚が捕れるそうです。

 

 

漁の場所を移動します。

アブドゥルさんのお父さんが

今日のポイントを見定めている様です。

ボートは10分程移動して

別のポイントに着きました。

 

我々以外にも漁に来ている

何隻かのボートでバジャウ族の方々が居ました。

 

バジャウ族同士で漁師達が情報を交換しています。

 

どのあたりに魚が居るか等を聞いたようです。

 

 

アブドゥルさんが大型の漁具を用意しました。

これはオニカマス等の

2メートル級大型魚を捕らえる時に使う物です。

 

やはりバジャウ族の漁は

基本スピアフィッシングを用いる様です。

 

アブドゥルさんは再び魚を捕りに海に入りました。

 

すると今度はアブドゥルさんのお父さんも

海に入ります。

アブドゥルさんのお父さんも、以前まではバジャウ村で

有名な漁師さんでした。

 

長年海に潜り続けているその引き締まった体が

ベテラン漁師を物語っています。

 

アブドゥルさんと、お父さんで

親子揃って大型魚を探します。

 

 

しばらく大型魚を探していた様ですが

やはりオフシーズンの為か

オニカマスは捕れませんでした。

 

 

という訳でお昼になりました。

 

今日は何と取れたての魚で昼食を採ります。

教派小魚しか捕れませんでしたが

ごはんが有るので十分です。

 

捕れた魚を煮立てて

シンプルな魚のスープ煮が完成しました。

今日の収穫を皆でいただきます。

 

バジャウ流の手掴みスタイルです。

ついさっきまで海中を泳いでいた魚なので

新鮮そのものです。

 

先程のホタテは生で食べます。

 

 

こちらは貝です。

 

 

という訳で海の幸を堪能しました。

 

 

 

次はもう1つの獲物を捕りに行きます。