フィリピン バジャウ族 滞在記 7 バジャウ男はお酒が大好き偏

さてバジャウ村でホームステイをさせて頂いて

2日目です。

 

▼ 前回の記事はこちら

バジャウ村 滞在記 6 ホームステイ偏

 

 

朝食を頂きました。

 

食後、私はシャワーを浴びれるか尋ねると

バジャウ村の外に在る場所で、有料でシャワーを浴びれるとの事。

 

私は場所が分からないので、子供達と一緒に行きました。

 

5分程歩いたところにシャワーを浴びれる

日本で言う所の銭湯が在りました。

石鹸やシャンプーは持参する必要が有ります。

 

私と2人の子供の3人で利用して

料金は4ペソ(8円)

 

何と言う安さでしょう。

 

 

シャワーを浴び終えてバジャウ村に戻ります。

 

バジャウ村の入り口に在る屋台のアイスクリーム屋さんで、アイスを買ってみんなで食べました。

 

バジャウの子供たちは

普段アイスクリームを食べる機会は少ない様で嬉しそうです。

 

今日は何かのイベントらしく、デンジさんの親戚が集まって

ビジョオケ(カラオケ)をしています。

こうしてイベントの日にカラオケをするのは

フィリピンスタイルなのですが

バジャウ族にも定番の文化となっている様です。

大音量でカラオケを歌います。

日本人にとっては音量が大きすぎて

収支耳が痛いです。

 

 

もちろんイベントの日には、お酒が振舞われます。

これがバジャウ族が普段毎日飲んでいる

定番のお酒(TANDUAI RHUM

タンドゥアイ ラム

ちなみにバジャウスタイルの飲み方は

グラスにラム酒を飲んでから、水を飲んで流します

 

もちろん1つのグラスで、皆で回し飲みするのが

バジャウスタイルです。

 

 

ちなみにバジャウの人達は

特別なイベントの時はビールを飲む事が多いです。

 

そして普段はラム酒を飲んでいます。

 

日本と同様、ラム酒はビールと比べて

アルコール含有量に対して価格が安いです。

75ペソ(160円)

アルコール度数(40度

 

 

大体バジャウ族の男性は、毎日お酒を飲んでいます。

 

ここまでバジャウの人達を見てきて思うのは
彼らは本当に今、その時を楽しむ事を好んでいます。

 

我々日本人の様に、やりたい事を我慢して将来の為に
蓄える様な発想は見られません。

 

ただこれらは彼らの生活スタイルが関与していると思います。

 

彼らは元々貨幣経済の中におらず、海に出て魚を捕って生きるという自給自足の生活を営んでいました。

 

なので富を貯めこんだり、する必要が無かったので
ある意味その日暮らしの様な行き方が、成立していた背景が有ります。

 

なのでお金が無いと、全く生活が成り立たない我々の感覚で、彼らの経済感覚を批判する事は間違いです。

 

自分の物差しで、全く違う文化背景を持っている方を見ても、考え方が違うのは当たり前です。

 

 

今日はそんなバジャウ族の彼らを見て、改めて日本人である自分が学ぶ事も沢山有るとつくづく思いました。

 

人の生き方に正解は有りませんが、家族や親戚を大事にして

今をエンジョイする彼ら。

 

かたやアジアの貧困層の人と比べると

もう既に全てを手にしているのに、より多くを持っている人と比べて不幸を感じている日本人。

 

 

ここに来て自分もバジャウに成りたいと

思えて来てしまいました。

 

 

▼ 次の記事はこちら

バジャウ村 滞在記 8 ビサヤエリア偏