前回はバジャウ族の住む地上の村を訪問しました。
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今回は海上の村(NAVA)へ訪問します。
海上の村(NAVA)へは、地上の村から
5分程歩けば到着します。
海上の村へは通りから奥まった所にあり
普通に歩いてもまず辿り着けません。
私は現地の方に案内して頂きました。
NAVAへの入り口です。
まずNAVAの村長へ入村の許可を貰います。
NAVA村長のサニー氏。
ここで村長に村へ入る許可を貰い、お話を伺いました。
(※入村料が必要)
私は早速村長に幾つか質問をしました。
Q「バジャウ族の暮らしの中で何か問題は有りますか?」
これに対して村長は
A「現在の問題は道の老朽化。道が不安定で道幅が小さい為に、小さい子供が何度か落ちる事が有る」
Q「バジャウ族の人が町で、フィリピン人から差別を受けたりする事は有りますか?」
A「そう言う事は有るが、道で殴られる様な事は無いし、問題は無い」
Q「ここに日本人が住んでいるが、それについてはどう思いますか?」
A「彼がここに住んでいる事は問題無い」
私が村長に取材した限りでは、想像と反してバジャウ族の生活には、大きな問題は無い様でした。
道の復旧に関しては、私の取材では大きな費用は掛からず復旧できるので、これに関しても不測の状態とも言えません。
NAVAに定住している日本人(松田 大夢)氏は、日本でも何度かテレビで放送されている、現地では有名な日本人です。
既に多くの日本人の方が、彼の元に住んでその様子をブログに乗せているので、私はあえて彼には連絡を取らずに
客観的なありのままのバジャウ族の様子を取材します。
ちなみにNAVAの村に入った所が
ちょっとした広場になっていて、子供たちの遊び場になっています。
日本で言う所の"公園"と言ったところでしょうか。
沢山の子供たちが遊んでいます。
床は所々に穴が開いているのですが
子どもたちは慣れている様で、平気で走り回っています。
という訳で海上の村を見ていきます。
聞いていた通り、道は細くて
歩き進めるのは勇気が要ります。
まあ最悪下に落ちても死ぬことは無いので
そこまで恐れる必要も無いのですが
まるで日本と比べると
ここはやはり異世界に見えてきます。
村を歩くだけでも落ちそうで、非常に緊張します。
恐い……。
ここまで来ると、まるでアドベンチャーツアーです。
NAVAの中でも地上の場所も有りました。
村を見ると子供の多さが際立っています。
子どもたちは皆フレンドリーで、無邪気です。
NAVAにもサリサリストアー(小売店)が在りました。
NAVAの村をさらに見ていきます。
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