まるで修行の様な22時間半の
電車移動も終わりが見えてきました。
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さて到着しました張掖。
張掖も結構発展しています。
野良犬が普通にいるのは中国ではまだ普通です。
まあこの辺りも後10年もすれば変わって来るでしょう。
まずは早めにゲストハウスを確保しておきます。
有りました。
チェックインを済ませると
受付の人がこれから
「ツアー客が張掖丹霞地貌に行くのであなたも一緒に行かないか?」
と提案されたので、金額を聞いてみるとこれが格安だった。
日本で組むツアーなんかだと一万円とか軽く超えて来るんだろうけど
現地で中国人と一緒に行くと現地価格で行ける訳だ。
しかしもちろん日本語や英語の通訳は無い。
私は渡りに船で「行きたい!」と即答すると
すぐに車がやって来た。
私と一緒になるツアー客の二人は
中国の若い女性だった。
幸い二人の女性の内一人は英語が普通に通じた。
早速我々は車に乗り込むと出発した。
車は以外にもヒュンダイ製だった。
私は初めてヒュンダイ製の車に乗ったが
静かで乗り心地も良く意外なほど品質が良いと感じた。
途中ドライバーがガソリンでスタンドで給油したので
ガソリン価格を調べてみた。
一升 は中国語で1リットルなので
1リットル=5、82元。
1元=16円。 なので
5.82 × 16 =(93円)
ガソリン 1リットル (93円)
安い!
中国はガソリンも安いのか。
と思いながら車は交通量の少ない道路を
走って張掖丹霞地貌に向かう。
この辺は何も無く広大な畑が広がっている。
しばらく走っていると山脈が出て来た。
壮大な景観に変わって来た。
4,50分程走ったところで到着しました。
張掖丹霞地貌(ちょうえきたんかちぼう)
ガイドブックでは小さい扱いだったので
そんなに期待していなかったのですが
どうやらここは
張掖の一大観光地である事がここで初めてわかりました。
バスに乗って観光ルートまで行きます。
観光場所に到着しました。
楽しみです。
いや~エアーズロックの様でとてもダイナミックです。
中国って国は本当に懐が深い!
とつくづく感じました。
こういう岩は日本では見られないので
かなり貴重です。
素晴らしい景観です。
そして次はいよいよかの有名な七彩山。
七彩山は2002年に発見されたばかリの
非常に若い観光地です。
しかも一般公開されたのは2008年からというから驚きです。
これです!
これが人工物でないのは不思議でなりません。
まるで夢の中に居るようです。
まるでペンキで塗ったかのような色彩です。
ちなみに2009年にチャンイーモウ監督の映画
(女と銃と荒野の麵屋)のロケ地となった事から
有名になったとか。
しかも当時映画を見た中国人は
山の色はCGで合成したものだと思っていたらしいです。
それはそうですよね。
私でもそう思います。
こうして引きで撮ると
山の中に道路を作って観光地化したというのが良く解ります。
いや~とても素晴らしい観光でした。
張掖の張掖丹霞地貌は絶対に見る価値が有ります。
中国に来てこれを見なかったら
来た意味が無いと言っても言い過ぎでは無い位です。
ツアーを見終えると
同行した女性達と一緒に夕食を採る事になりました。
みんなで食べるのが中国スタイルです。
私は張掖では有名な(そんきしょうほう)を注文しました。
来てみたらとんでもない量が来ました。
半分も食べられませんでした。
我々は夕食を終えると商店街を観光しました。
タクシーを捕まえようとしますが
ここはタクシー需要が異常に高く
中々タクシーが捕まりません。
何とかタクシーを拾ってゲストハウスに戻りました。
今日は中国の観光資源の深さを垣間見た様な気がします。
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