今回は中国に1カ月間滞在します。
中国と言うと日本人にとってはテレビニュースで
繰り返し反日報道がされている印象が強いかと思います。
それもそのはず日本と中国は
日清戦争、日露戦争、日中戦争と
これ全て当時の中国で行われた戦争になります。
※日清戦争、日露戦争は現在の朝鮮半島を含みます。
特に日中戦争は当初、日本の早期決着の思惑とは異なり
蒋介石が当時の首都である南京から重慶に移動した事で泥沼状態に陥り
1937年~1945年まで日本が米英に無条件降伏するまでの
8年間も行われました。
また、その際に日本軍が中国各地で
強奪、虐殺、放火、強姦等々の悪事の限りを行った事も中国人の反日感情の大きな要因となっています。
まあ今ではとても考えられない様な
負の歴史が存在していました。
そこで実際の中国人はどんな風に生活していて
どんな町並みで日本人を本当に嫌っているのか等々
実際に行って確かめてみたいと思います。
本来はウイグルとチベットに行きたかったのですが
チベットに関しては中国政府の意向で
現在個人では行く事が出来ないという事だったので
(※ツアーで旅行会社を通せば行けます)
ウイグルに行ってから中国を東側に移動しながら
日本に帰る工程です。
これが今回の中国滞在予定地です。
新疆ウイグル自治区の最大都市がウルムチです。
▼ ウルムチはここです。
中国の西北に位置します。
ちなみに新疆ウイグル自治区は
中国政府と現地のウイグル人との軋轢が有り
毎年の様にウイグル人によるテロが行われています。
その軋轢の背景は新疆ウイグル自治区は元々
トルコ人が住んでいたのですが
18世紀頃から漢民族に支配された事を皮切りに
20世紀に入ってから、1度は東トルキスタンの建国を宣言しました。
しかし1949年に中国共産党が侵攻して中国に併合されました。
また中国共産党は新疆ウイグル自治区に
漢民族の入植政策を進めて
本来のウイグル人の言語や宗教を制限して
同化政策を強引に行っている事に、国際社会からの批判がおこっています。
そんな歴史的背景を持ったウイグルに向かいます。
という事で早速飛行機に乗って北京に到着しました。
ウイグルには直行便は無いので
まず北京の空港で乗り換えます。
これは中国では一般的らしい温水器です。
中国人はマイボトルを持っているのが一般的らしく
お湯やお茶を持ち運んで飲む習慣があるそうです。
日本では見かけない逆三角系のカップです。
ちなみに北京~ウイグル間の距離は
日本~北京間よりも遠いです。
関東 ~ 北京 (2086キロ)
北京 ~ ウイグル(2423キロ)
中国の広大さをつくづく実感します。
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