ウルムチからバスに揺られる事約13時間
イーニン(伊寧)に到着しました。
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イーニンはカザフスタンの国境に面していて
ウイグル族のにもカザフ族、シボ族等が住んでいます。
なのでここイーニンは多文化共生圏と言えます。
またイーニンはウイグル語では(グルジャ)と言います。
まずは腹ごしらえをします。
美味しそうな看板を見つけたので入ってみます。
取り合えず小籠包と
ワンタンを頼みました。
イーニンの町はウルムチ同様
予想以上に発展していました。
ちなみに驚いた事に
中国のバイクは殆ど電動です。
床屋が有ったので利用してみます。
さっぱりしました。
価格はシャンプーまでしてもらって
何と15元!
(240円)
冗談みたいに安い。
そしてイーニンの観光ポイントである
ウイグル民居一条街 に行ってみます。
ガイドブックによると
訪問出来る住居には看板がしてあり
そこを訪ねて家に入って写真を撮ったり
食事をしたり出来るとの事だったのですが
この日は何故か誰も居らず
この大きな屋敷を見ただけで
殆ど収穫も無く寂しい観光となりました。
その状況でも食べたアイスは
冷たくて美味しかったのをよく覚えています。
次にイーニンの人民公園に行ってみます。
中国の人民公園はどこも良く整備されているというのが
私の印象です。
イーニンでもやはりダンスが人気です。
沢山の中国人がくつろいでいます。
中央の広場の様な所でダンス大会が行われていました。
ここでは漢民族以外にも
ウイグル族、カザフ族等が仲良く踊っています。
ダンスに使われている曲は
ウイグルの物と漢民族の物と様々です。
何だかセミプロの様な方々もいらっしゃって
とても見ごたえのあるダンスでした。
ちなみにイーニンでは観光地よりも
このダンス大会の方が面白かったです。
公園を出た私は革靴が足に合わないのか
足が痛くなってきたので
イーニンで歩きやすい靴を買いました。
2500円位でした。
この靴、想像以上に軽くて長歩きも疲れず
しかもアッパー素材がメッシュ構造なので蒸れません。
中国クオリティは侮れません。
そして雑貨店のおばちゃんが
お店の前で一人踊っていました。
腰を左右に振ってとても楽しそうです。
日本ではとても考えられません。
やはり日本人は世間体を以上に気にする
シャイな民族なんだと
改めて感じる機会になりました。
おばちゃん……有難う。
と、そろそろ今日のゲストハウスに向かいます。
イーニンで宿泊するのはこのゲストハウスです。
今日はイーニンの人民公園で
民族間の融和的な一面を見る事が出来ました。
これは普段ウイグル人と漢民族の軋轢の報道しか知らない
私にとっては新鮮な光景でした。
実際、戦争史等も侵略と虐殺という側面がある面
現地人と外国人で暖かい交流があったりもします。
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