今回は初めてゴアへ行きます。
ゴアはインドの西側に位置する州で、16世紀から20世紀半ばまで
ポルトガル領でした。
その為ゴアはインドでも、かなり他のインド地域とは違った雰囲気があります。
実際文化も独特で公用語はコンカニ語という事です。
なんでもゴアは、これまで私が行ってきたインドとは、違うイメージらしいです。
これまでインドでは様々な場所へ行ってきました。
燃焼地帯
スラム
風俗街(※ 利用はしていません)
ガート(火葬場)
ドラッグユーザーが集うホテル(※ 私は一切使用していません)
マザーテレサのボランティア活動
等々どちらかと言うと、アンダーグラウンドな場所が多かったです。
しかし、このゴアはビーチがある開放的なヒッピーの町
というイメージが在るようです。
という訳で実際に行ってみます。
空港に到着して、バスでバスターミナルまで行きます。
バスは空港から出て割と近い場所に、停留所がありました。
確かこんな感じで行きました。
空港
↓
バスコ・ダ・ガマ バスターミナル
↓
パナジ
↓
ビーチ
という訳でバスに乗り込みました。
バスターミナルがあるバスコ・ダ・ガマへやってきました。
ここからバスのチケット売り場に行きます。
パナジ行きのバスチケットを購入。
ちなみに空港からビーチまでは結構距離があります。
私は貧乏なのでタクシー等でビューン! とは行けないので
地元のインド人と同じ、ローカルバスで行きました。
ここで分かった事があります。
空港からビーチがある場所までは、かなり遠い……。
1時間以上もバスに乗っています。
もう辺りは暗くなってしまいました。
そしてバスはやっとパナジに到着しました。
もうすっかり夜です。
時間は8時を回っています。
そして宿のある場所まで行ってみると……
うん……?
その場所には宿は有りませんでした……。
私は途方に暮れてしまい、どうしたものかと悩んでいたら
丁度1人の若いインド人男性が、話しかけてきました。
私は彼に「マップに乗っていたホテルまで来たんだけど、ホテルが無いんです」
と言うと、彼は近くに在るホテルまで連れて行ってくれるとの事。
私は彼のバイクの後ろに乗って、彼の知っているホテルへまで連れて行ってもらいました。
そうしてホテルについて一安心して、フロントの人と宿泊の手続きをしていると
今度はフロントスタッフが、外国人は泊められないと規約があるとの事。
私は頭を抱えてしまいました。
そうして私は再び外へ出ると、バイクの彼が私を自分の家で泊まらせてくれるというのです。
私は彼の親切に心底驚いて、その提案に甘える事にしました。
(というかもう選択肢がない……)
バイクは20分ほど走って、住宅街で停まるとそこはアパートでした。
しかし私はこの時も、インドの詐欺師を嫌という程見てきたので
彼ももしかしたら、何か悪い事を企んでいるのではないか?
と、終始警戒を怠りませんでした。
彼と話をしていると、彼はここで1人暮らしをしていて
パナジの町の携帯電話ショップで働いているとの事。
そして彼のスマートフォンを見ると、なんとSAMSUNGのノートシリーズを使っていました。
流石ショップ店員らしく、彼はハイスペックスマートフォンを付属のペンで使いこなしていました。
彼曰くSAMAUNG製が性能が高く、コストパフォーマンスに優れるという事でした。
そんな話をしながら、私は眠りについて目覚めると……
彼は朝食まで用意してくれました。
見ず知らずの人間を、家にまで泊まらせてくれて
朝食までご馳走してくれるなんて、私はつくづく人の優しさのありがたみを感じました。
結局何の事はない、彼はとんでもなく親切な好青年でした。
私はこんなに優しい彼を、疑っていた自分がなんて愚かだったんだと、反省しました。
※ とは言っても、女性は間違ってもこういうケースで、知らない人について行ってはいけません。
彼によると仕事で忙しいらしく、朝一番にバイクで市街地まで連れて行ってくれました。
という訳で、ゴアの空港からはビーチの在るパナジまでは、かなり遠いという事が良く分かりました。
これからビーチまで行って海水浴を楽しみます。
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