フィリピン バジャウ族 滞在記 2 地上のバジャウ族偏

いよいよバジャウ族の住む村にやって来ました。

 

▼前回の記事はこちら

バジャウ村 滞在記 1 初訪問偏

 

という訳で門の中を入って行きます。

 

門の中を入ってみると、そこには区画された村が有り

意外にも2階建ての住宅群が有りました。

 

 

そして村の人達に、取材に来た旨を伝えると

バジャウ村の人が彼を紹介してくれました。

バジャウ族デンジさん

 

驚く事に彼は日本語を使い

英語も流暢に話す事が出来ます。

 

そしてデンジさんの友達で

現在バジャウ村に滞在中の日本人のテツロウさん

テツロウさんは何と現地のフィリピン語である

ビサヤ語"を流暢に話す事が出来ます。

 

私は彼らに村を取材しに来た事を伝えて

バジャウ族に関する様々な話を伺う事が出来ました。

 

 

デンジさんバジャウ族の新世代の筆頭格で、バジャウ語の他に

フィリピンで最も使われている

ビサヤ語"に英語、簡単な日本語まで話す

4つの言語を使える貴重な人物です。

 

 

デンジさんはまだ27歳と若く、とても紳士的な人物で

奥さんと5人のお子さんが居ます。

 

私は彼の4人目の女の子

ジェア"と仲良くなる事が出来ました。

 

▼ジェア(4歳)

この子はとてもおとなしい女の子で

見ているだけで癒されます。

 

私が抱っこしても嫌がらず、我が子の様に可愛いです。

フィリピンの子供は目がクリッとして可愛いです。

 

 

日本のテレビでも何度か紹介されている、セブのバジャウ族ですが、今回は極力彼らの目線で、この村のありのままの姿を、深く掘り下げてみたいと思います。

 

 

ちなみにこの村に住んでいる日本人は、現在日本に仕事で行っていて不在という事でした。

 

お昼時になったので、バジャウ族の村でランチを採ろうとしたところ

バジャウ族の村の中にはレストランは有りませんでした。

 

その為村の近くに在る、フィリピン人エリアのレストランに行きます。

 

 

ここで昼食を採ります。

シシグを選びました。

 

この辺りは物価も安く、ライスにおかず1品だと

僅か25ペソ(55円)程度です。

 

マニラだと50ペソ程度はしますから、相当物価が安いです。

 

 

昼食を終えて、この村の周りを見ていきます。

 

 

村の男性が木製の船を作っている様です。

 

こうしてハンドメイドで船を制作するのも

彼らの重要な仕事の1つです。

漁に出る船を、自ら作るバジャウ族。

 

この船は完成すると

6万ペソ(13万円)で売れるそうです。

 

ちなみに6万ペソは、この辺りでは非常に大金です。

 

 

また船にエンジンを積んで漁に出るので、別途エンジンも購入する必要があります。

エンジンは2万ペソ程度(45000円)

 

 

取材をしていくと、バジャウ族の住むエリアは

ここの地上の村である

(PUNTOD)の他に

 

元々の定住地である海上の村

NAVA)が在るという事が分りました。

 

 

早速海上の村NAVA)に行ってみます。

 

 

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バジャウ村 滞在記 3 海上のバジャウ村偏