いよいよバジャウ族の住む村にやって来ました。
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という訳で門の中を入って行きます。
門の中を入ってみると、そこには区画された村が有り
意外にも2階建ての住宅群が有りました。
そして村の人達に、取材に来た旨を伝えると
バジャウ村の人が彼を紹介してくれました。
バジャウ族のデンジさん。
驚く事に彼は日本語を使い
英語も流暢に話す事が出来ます。
そしてデンジさんの友達で
現在バジャウ村に滞在中の日本人のテツロウさん。
テツロウさんは何と現地のフィリピン語である
"ビサヤ語"を流暢に話す事が出来ます。
私は彼らに村を取材しに来た事を伝えて
バジャウ族に関する様々な話を伺う事が出来ました。
デンジさんはバジャウ族の新世代の筆頭格で、バジャウ語の他に
フィリピンで最も使われている
"ビサヤ語"に英語、簡単な日本語まで話す
4つの言語を使える貴重な人物です。
デンジさんはまだ27歳と若く、とても紳士的な人物で
奥さんと5人のお子さんが居ます。
私は彼の4人目の女の子
"ジェア"と仲良くなる事が出来ました。
▼ジェア(4歳)
この子はとてもおとなしい女の子で
見ているだけで癒されます。
私が抱っこしても嫌がらず、我が子の様に可愛いです。
フィリピンの子供は目がクリッとして可愛いです。
日本のテレビでも何度か紹介されている、セブのバジャウ族ですが、今回は極力彼らの目線で、この村のありのままの姿を、深く掘り下げてみたいと思います。
ちなみにこの村に住んでいる日本人は、現在日本に仕事で行っていて不在という事でした。
お昼時になったので、バジャウ族の村でランチを採ろうとしたところ
バジャウ族の村の中にはレストランは有りませんでした。
その為村の近くに在る、フィリピン人エリアのレストランに行きます。
ここで昼食を採ります。
シシグを選びました。
この辺りは物価も安く、ライスにおかず1品だと
僅か25ペソ(55円)程度です。
マニラだと50ペソ程度はしますから、相当物価が安いです。
昼食を終えて、この村の周りを見ていきます。
村の男性が木製の船を作っている様です。
こうしてハンドメイドで船を制作するのも
彼らの重要な仕事の1つです。
漁に出る船を、自ら作るバジャウ族。
この船は完成すると
6万ペソ(13万円)で売れるそうです。
ちなみに6万ペソは、この辺りでは非常に大金です。
また船にエンジンを積んで漁に出るので、別途エンジンも購入する必要があります。
エンジンは2万ペソ程度(45000円)
取材をしていくと、バジャウ族の住むエリアは
ここの地上の村である
(PUNTOD)の他に
元々の定住地である海上の村
(NAVA)が在るという事が分りました。
早速海上の村(NAVA)に行ってみます。
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