タイ旅行記 チェンマイ 3 托鉢偏

さてソボムヘッド村の滞在も数日が過ぎました。

 

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タイ旅行記 チェンマイ 2 カエル料理偏

 

 

明日はオーナーの方曰く"托鉢"が有るとの事です。

 

托鉢(たくはつ)とは

仏教徒が家々を歩いて食べ物などを貰う儀式の事です。

 

という訳で私もせっかくなので参加する事にしました。

 

参加するには当然何か差し上げる物を買っておかないといけないので

 

オーナーの奥さんと一緒に近くの雑貨店に行って

買ってきました。

中身はインスタントラーメンやお菓子等です。

 

オーナーの奥さんは熱心な仏教徒らしく

私にもっと買った方がご利益があると勧めてきますが

無神論者の私には托鉢を経験する程度の意味しかないので

最低限の量で勘弁してもらいました。

 

 

翌日

朝の6時を過ぎた頃、オーナーの方に起こしてもらい

托鉢の為に道に出ます。

 

オーナーの奥さんは足取り軽く

托鉢に向かいました。

奥さんはいつもカレン族の民族衣装を着ています。

 

 

そして道に出てみるともう既に

近所の方が集まっています。

 

こうしてみるとカレン族の方たちは

本当に信心深いと実感しました。

皆さん食べ物などを持ち寄って待っています。

カレン族の多くの方たちは

近代的な生活水準で見ると貧しい為に

そんなに余裕が無いはずなんですが

こういう宗教的な事に関する熱意は強いようです。

 

 

そしてしばらくすると

何やら仏教徒の様な方々が来ました。

仏教徒は住民から品物を貰っていきます。

 

これが托鉢です。

まだ年端も行かない子供たちも居ます。

さて托鉢を終えて

何か神妙な気持ちになりました。

 

不思議と無神論者の私ですら

こういう儀式に参加すると心が清められた様な気持ちになります。

 

これが熱心に信仰している人なら

尚更でしょう。

 

 

そしてこの後

ソボムヘッド村の教会も観光します。

 

仏教徒の国タイに

キリスト教の教会が有るというのは変な感じです。

 

皆熱心に歌っています。

 

何でも村の人がキリスト教に改宗するには

経済的なメリットが有るようです。

 

改宗すると自分の子供を寄宿舎に入れる事が出来て

そこではキリスト教を始めとした

一般基礎教育も受けられるので

貧しい村人は子供の為に改宗する事が有るとか。

 

 

こうやって途上国にクリスチャンが増えていくのかなぁと

思いました。

 

 

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