香港 旅行記 1 入国 重慶大厦偏

さて今回は香港に行ってきます。

香港と言えば中国の特別行政区で、一国二制度で運用されています。

香港は150年以上イギリス統治で有った事から

1974年まで公用語が英語でした。

 

現在の公用語は中国語英語です。

 

 

ですが中国語と言っても、中国で一般に使われている

普通話では無く‶広東語‶です。

 

 

そんな民主国家のイギリス統治に馴染んでいる香港市民は、アジアに位置しながら、英語や民主化が浸透しています。

 

香港と言えば超人口過密地域の1つで

町が人口需要を支える為にビル群が乱立して、縦長の建築物が並ぶ大都市です。

 

また効率化を特化させた結果、公共交通網が極限まで発達して

バス、地下鉄等公共交通機関の利用率が90%を越えていて

公共交通利用率が世界1位です。

 

 

また香港市民の教育水準、知能指数も、世界的にトップクラスとなっています。

 

という訳で成田空港から飛行機で

4時間半程で到着しました。

香港国際空港

 

香港のバスは、背の高い2階建てのものが主流です。

 

空港から市内までバスで30分程です。

2階建てのバスに乗り込むと

バスは思いのほか飛ばします。

香港の市街地に到着しました。

 

ここからさらに路線バスに乗って、ゲストハウスの近くまで行きます。

それにしても香港はバスが交通が非常に発達していて

次から次へとバスがやって来ます。

何気なく道路を見ていると……

中央分離帯の縁石に落書きされています。

TAKE BACK HK

(香港を元に戻せ)

 

やはりデモの真っただ中に香港へ行ったので

香港市民の強いメッセージの、一端を見る事が出来ました。

 

 

そして香港の町はとにかく大都会です。

ビルが所狭しと乱立しています。

 

香港は限られた土地に、沢山の人が経済活動を行っている為か

日本と違い、高層ビルの前に広場や駐車場が無く

歩道の面して高層ビルが乱立しています。

 

 

早朝だったために、マクドナルドしか開いていなかったので

朝食を採ります。

どういう訳か、マクドナルド店内には

労働者の方々が何人か、店内で仮眠しています。

 

聞くところによると、香港は高止まりした家賃設定の為に

低賃金労働者は家を借りる事が出来ずに、こういう24時間営業のお店で

一夜を過ごしているとか。

 

 

今回泊まるのは香港でも有名な激安ゲストハウスが集まる

重慶大厦(チョンキンマンション)

このチョンキンマンションは、とても面白い作りになっています。

1階には両替屋、レストラン、雑貨屋等沢山のお店が在り

このビルの上層階にはそれぞれ別のオーナーが

区分所有している部屋が在り、その部屋をゲストハウスとして運営しています。

 

なので、1つのフロアに別々の複数のゲストハウスが在るという事です。

案内板には沢山のホテルが表示されています。

 

我々は一番安かった

17階のファースト・インというホテルを利用しました。

 

しかしどういう訳か、案内板には表示が在りませんでした。

 

このエレベーターは時間帯によっては非常に混んでしまい

10分位待つ事もざらなんだとか。

私が泊まるホテルは17Fです。

在りました。

ファースト・イン。

ここはインド人オーナーが運営しているホテルでした。

早速チェックインしようと話していると、スタッフは

「別途チャージ料がかかる」と言い出しました。

 

私はアゴダで予約しており、総額表示も確認しているので

「それはおかしい」と言ってホテルのWIFIを使わせてもらって

再度アゴダで料金を確認すると……

 

なんと彼の言う様に、別途で料金が小さく表示されていました。

(……う……これは詐欺的だ……)

これまでアゴダでは20回位は予約をしてきましたが

こんな事は今まで初めてです。

 

しかし、よく確認すると当初インド人スタッフが言っていた

チャージ料よりはいくらか安い金額が表示されていました。

 

その金額を見せると彼は計算し直しました。

 

インドを1ヶ月旅した私からすると、インド人の悪さは骨身にしみているので

驚きもしませんが。

 

 

気を取り直して市内散策に出ます。

 

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香港旅行記 2 アベニューオブスターズ&女人街偏

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