犬肉取材記 玉林 7 猫肉、ワニガメ 編

さて今回、広西チワン族自治区

玉林市犬肉取材を終えた私は、玉林市内の食文化をもう少し調査してみる事にしました。

 

▼ 前回の記事はこちら

犬肉取材記 玉林 6 犬肉レストラン 偏

 

※この記事には猫肉の写真が掲載されています。

見たくない方は戻る事をお勧めします。

 

 

ご存知の方も多いと思いますが

中国は世界一食文化が多様

ヘビ、カエル、ザリガニ、亀、鳩、犬、猫

沢山の生き物を食べる文化が在ります。

 

猫と聞いて驚いた方も居るかと思いますが、実際中国では猫も食用となっています。

もちろん中国でも猫を食べるのは一般的では無く、一部の地域に限られます。

中国は世界一の猫肉消費国年間400万頭の猫が消費されています。

 

そしてその猫食文化が在る地域とは

広東省広西チワン族自治区です。

 

 

つまり犬食が盛んなこの広西チワン族自治区玉林市もまた

猫食文化が在る地域です。

 

 

という訳で、今回は猫肉を探します。

 

 

玉林市内を散策していると、幾つかの

食肉市場、野菜市場、魚市場、等沢山の食物が売られています。

 

 

そしてお馴染みの犬肉も他の精肉同様に売られています。

 

こちらは玉林市内の肉屋さんです。

やはり犬肉です。

犬肉の他にも、玉林では羊肉やヤギ肉等も一般的に食べられています。

 

こちらはヤギ肉屋さん。

ヤギの頭です。

 

 

 

しばらく幾つかの市場を調査していると

とても珍しいものが在りました。

カメです。

しかも滅茶苦茶でかいです。

 

これよく見るとワニガメでした。

流石にワニガメを食べるとは知りませんでした。

 

中国の食文化……恐るべし。

 

 

調べたところ、ワニガメアメリカ領に生息していて、中国ではカミツキガメを養殖しているという事でした。

 

恐らくワニガメも既に養殖しているのでしょう。

 

 

玉林市内の市場を見ても、何故かネコ肉は見当たらず

今回は諦めようとしたとき、とうとう見つけてしまいました。

 

猫肉を販売している市場

※ 観覧注意! 猫肉の写真が現れます

 

 

猫が姿のまま販売されています。

この光景を見てしまうと

幼少時にシャムネコを飼っていた私としては、なんとも言えない気持ちになります。

 

しかし、猫食文化犬食文化同様に

中国国内の動物愛護団体からの強い批判で縮小傾向に在ります。

 

恐らく後20年も経てば、完全に無くなってしまうかもしれません。

 

そして猫肉が食べられるレストランを探してみましたが、取材期間中には見つける事は出来ませんでした。

 

玉林では猫肉は犬肉よりも遥かに、マイナーで不人気という事でしょう。

 

 

▼ 次の記事はこちら

コラム 犬食文化は悪なのか?

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です