コラム インドの麻薬事情

インドでの大麻、麻薬事情について

 

 

まずインドでも、もちろん違法である大麻ですが

(※南東部のオディーシャ州は大麻に関しては合法)

結構薬をやっているインド人は多いように思います。

 

インドでは大麻(インドでの呼び名はガンジャ

ハシシが多く出回っています。

 

またインドでは日本と違って

麻薬には寛容な対応をしているように思います。

 

いちいち個人的のやっている麻薬までは

警察は介入しないようです。

 

その辺りはヒンドゥー教等の宗教と大麻の深い関りが有り

インドでは宗教行事等で大麻をお供え物として使ったり

使用する習慣が有ります。

 

また大麻をタンダイ(乳製品)に混ぜ込んだ

バング・ラッシーは今でも合法的な大麻製品です。

 

ちなみに国連薬物犯罪事務所(UNODC)によれば

2000年時点で

インドでの大麻による薬物乱用者数の占める割合は

全体の(3.2%)との事

(ウィキペディアより)

つまりは約30人に1人です。

 

薬物と言っても大麻の様なとても軽いものから

コカインやヘロイン等のとても恐ろしい物まで様々なので

一概に麻薬使用者のイメージを

頭のイカレタ中毒者と決めつけるのは良くないです。

(厳密に言うと大麻は麻薬には入りません)

 

今大麻がとても軽い薬物と聞いて驚いた方もいると思います

日本人の多くはこの辺の知識が乏しいので

大麻もコカインも同じ様な物だと誤解している人が多いです。

 

決して麻薬を推奨する気はさらさらありませんが

昨今の大麻規制の国際状況を見ると

アメリカでは既に50有る州の半数以上で

大麻は合法になっています。

 

特に全米1の人口を誇る

カリフォルニア州で合法化されているのが大きいです。

 

その他にカナダが合法化した事で

世界の大麻合法化の流れは一気に加速してきています。

 

実際大麻の中毒性や有害性は

アルコールやタバコよりも低いんです。

 

では何故そんな軽い高揚性しかない大麻が

日本を含めた国々で

厳しく取り締まりを受けているのかというと

実は大麻規制には製薬会社の利権も絡んでいるので

大麻を強い中毒性の有る麻薬だと

誤認させようとする動きがあります

 

大麻は丈夫な植物で誰でも簡単に栽培出来るので

もし規制が無くなると既得権を剥奪される組織が有ります。

1つはタバコメーカーで大麻を解禁すると

既存の喫煙者がタバコから大麻に移る可能性が有ります。

 

また個人で簡単に栽培できるので

国も税金を取るのが難しくなります。

 

 

もう1つは製薬会社。

 

何故なら大麻には麻酔の効果が有り

製薬会社にとってのドル箱である

"抗がん剤と麻酔"の内の1つを失いかねないという思惑が有るんです。

 

実際大麻は致死量が無く重ねて言いますが

タバコやアルコールよりも中毒性は低いのです。

 

なので毎年日本で起こっている

急性アルコール中毒で無くなるような事も有りません。

 

ですが改めて薬には手を出すべきではないと言っておきます。

それは薬のリスクよりも、売人のリスクが高いからです。

 

インドでも売人と偽警官でグルになっての詐欺が有るらしいので"君子危うきに近寄らず"です。

 

ちなみに私の考えでは大麻よりも遥かに

アルコールの方が遥かに有害です。

 

飲酒運転や暴力事件等が起こり社会にとって害悪です。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です