インド旅行記 ブッダガヤ3 バザール&カフェげんき偏

ブッダガヤー滞在も今日で最後です。

 

今日はバザール(市場)と日本人経営レストラン

カフェげんき"に行ってきます。

 

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インド旅行記 ブッダガヤー2 スジャータ村偏

 

私は目覚めるとマークスは先に起きて出かける準備をしています。

マークスが先にチェックアウトするという事なので、マークスから宿泊代をもらって私が全額支払う事にします。

 

マークスに別れを告げて私も荷物を整理していると

ホテルスタッフが血相を変えて私の部屋まで走って来ました。

 

スタッフは「あなたが全部払うのか?」

恐らくマークスが嘘を言って勝手に1人でホテルを逃げる手口を心配したのでしょう。

多分そういう事が1度会ったのでしょう。

 

「私が全部払うよ」と言うとスタッフは安心した顔で戻っていきました。

 

 

早速バザールを見に行きます。

 

沢山の人が果物や穀物を売っています。

本当に様々な種類のものが売られています。

 

ここではよくインド人が話しかけてきます。

始めの内は詐欺アンテナを長く立てて警戒していたのですが

デリーやアーグラーと違い"詐欺師達"ではない事が分かりました。ただ単に交流したいだけで何の目的も有りません。

明らかにブッダガヤーはこれまでの

ニューデリーやアーグラー、バラナシと全く毛色が違う街です。

 

街自体がおっとりとしていて人も穏やかな印象です。

 

恐らく詐欺師が少ない原因は

別に警察が詐欺師を取り締まっている様な事は無いので

訪れる観光客数が少ない為に、ここで詐欺をするのは効率が悪いのでしょう。

 

フルーツ市場を見ていると店番の少年がバナナを2つくれました。
昨日はネパール人からチャイを奢ってもらったので、2度も施しを受けて本当にブッダガヤーの人達は人が良いと実感しました。

駅にたむろして偽のチケット徴収をしている連中が居る
"ニューデリー"とは大違いです(笑)

 

子どもが人懐っこくて可愛いのはどこも同じです。

 

バザールを見終えて

いよいよ日本人が経営している

"カフェげんき"に行きます。

 

カフェげんきはホテルが集まる中心地から

600メートル程と近いので

歩いても10分もかかりません。

 

という事ですぐにカフェげんきに到着しました。

 

店内は日本を感じさせる静かで綺麗にまとまった素朴なインテリアでホッとします。

 

また店主の方も日本人なので落ち着きます。

 

ここはおにぎりやおでんが人気らしいです。

私はオムレツを注文しました。

久しぶりに食べるジャパンクオリティの味です。

美味しいです。

 

また店内を見ると店主の他に誰もスタッフが居ません。

聞いてみると1人だけで運営しているとか。

 

また店主は通年お店をやっている訳では無く

1年の間でも10月~3月までブッダガヤーでお店をしていて

あとは日本に帰っているのだとか。

 

それにしてもこんな異国の地で半年ごとに日本とインドを行き来しているなんて不思議でなりません。

 

メニューは決して高くはなく、また食材も日本から輸入しているとの事でしたので

本当に商売抜きでやっているのが分ります。

 

渡航費や輸送費、お店の賃料、光熱費等を考えたら

どう考えてもほとんど利益は出ないでしょう。

 

まあ人生お金が全てではありません。

 

また店主にはインドの親しい協力者がいて

その方の協力のお蔭でお店のオープンが実現したとか

 

ただ光熱費の支払い等は、隣の家の方に代行で支払ってもらっていて

なんでも請求書等がヒンドゥー語なのでわからないそうです。

 

だから実際にいくらかかっているのか分からないので

もし水増しされていても分からず、そこは信用するしかないとの事。

 

しかし我々渡印者にとってはオアシスの様な存在の

カフェげんき。

詐欺師をいなして疲れた心に一服の清涼剤となりました。

 

店主の方ありがとうござました。

 

 

という訳でブッダガヤーも今日で終わりです。

 

ブッダガヤーはニューデリーやコルカタなどの

詐欺師や喧噪に疲れた時には良い療養所になると思います。

(※ブッダガヤーにも詐欺師が居ない訳ではありません)

 

トトロの木にスジャータ村、そしてカフェげんき

世界中からブッディストが集まるマハーボディー寺院。

 

ブッダガヤーはインド旅行では外せないスポットだと思いました。

 

 

後でスジャータ村の SACHI HOME(日本人女性運営)

の滞在もすればよかったと思います。

 

まあ滞在者が書いたブログを見る限り、特に良さそうでもないですが。

 

またサチホームはサイトを見る限り

かなり怪しいスピリチュアル系と共同体化している点があり

ちょっと残念です。

 

まあ宿を利用する分には特に問題はありませんがね。

 

 

その夜ガイドがしきりに「ビールを飲むか?」と誘ってきます。

どうやら数人でお酒を飲むのであなたも参加しないかという事らしいです。

そしてガイド曰く、その為には私はビールを2つ位買うのが良いとの事。

 

少し嫌な予感がする……。

 

そうこう話しているうちにガイドにその仲間から連絡が来て

ガイドは「一緒に来いと言っているから行こう」

私はとりあえず行く事にしました。

 

ガイドに付いて行くと何と場所は私が泊まっているホテルの別の部屋でした。

その部屋には2人の若いインド人が居て彼らは既にビールを飲んでいます。
私とガイドはそこに参加してビールを飲みました。

と言っても私はあまりお酒を飲まないのでコップに1杯程しか飲まなかったのですが。

ガイドは嬉しそうに結構飲んでいました。

 

3つあったビール瓶はすぐに無くなると、次は私が買えという展開になって仕方なくビール2つ分

(240ルピー)をガイドに渡すと、ガイドが買ってきて再び酒盛りをします。

 

その時私がジャリアに行くと言うと

彼らは「何でそんな所に行くんだ?」といぶかしげでした。

彼らは「ツーリストが簡単に行ける所じゃない、どうやって目的地を探すんだ?」と聞いてきたので私が

「ジャリアのツーリストインフォメーションセンターに行って地図をもらう」と言うと彼は

「ツーリストエリアじゃないからそんなの無いよ」との事。
私はまさかと思って調べてみるとやはりありませんでした。

私が驚いていると彼が

「インド人の私だって行った事無いんだから難しいよ」と言って、一緒に飲んでいるガイドを連れてった方が良いと提案してくれました。
ガイドは(2000ルピー)で良いと、掲示してきました。

私は思案した結果1人で行く事にしました。

 

またよくよく考えてみるとそのガイドだけは結局
全くお金を払わずにタダ酒を飲んでいたという事が分りました。

だからガイドは私にビールを勧めて来た訳か……。

 

でもこのガイドは良い人で何かと親切に私を助けてくれました。

ビール代位は安い物です。

 

 

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インド旅行記 燃える大地ジャリアへ 移動偏

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