フィリピン バジャウ族 滞在記 14 お葬式偏

さてバジャウ族の村の滞在も3週間が経ちました。

 

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フィリピン バジャウ村 滞在記 13 漁に同行 ウニ偏

 

今日は前日にパシル地区の取材をしていて

ゲストハウスに泊まっていたので

2日振りにバジャウ村に来ました。

広場では相変わらず、バジャウ村の子供たちが

元気に遊んでいます。

 

海岸も相変わらずです。

そろそろ今回の取材も終わる為に、これまで知り合ったデンジさんや、その家族たち、テツロウさん等に

取材を完了する為に、これまでの取材をまとめようと

彼らの元に訪れてみると

 

デンジさんの親戚の方に不幸が有ったらしく、とても話が聞ける様な雰囲気ではありませんでした。

 

何でもデンジさんの親戚の彼は

バジャウ村から出てフィリピン人と建設関係の仕事をしている時に、高所から落ちてしまい

落下した場所に運悪く電線が有り、感電死してしまったという事でした。

 

バジャウ族の方が村を出て、出稼ぎに行く事は良くあるようです。

 

日本でも建設関係の仕事は、比較的危険な場合が多いですが

途上国になると、さらに危険になります。

 

高所作業も命綱を使用しなかったり、溶接作業も防護面を使わないのは普通です。

 

労働者の末端に位置する人間の環境は、低賃金で過酷、危険、という極めて厳しい状態が有ります。

 

しかし、貨幣経済の環境で生き抜いていく為には

現金収入が不可欠なので、貧しい環境下では

そもそも人は選択肢が無いという状況が有ります。

 

 

バジャウ村滞在日の最終日は、そんな途上国の一面を垣間見た様な気がしました。

 

 

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