フィリピン バジャウ族 滞在記 5 海岸沿いで凧揚げ偏

バジャウ族の村へ訪れてから

1週間程経ちました。

 

▼前回の記事はこちら

バジャウ村 滞在記 4 パーティーに参加偏

 

今日もバジャウ族の村へ行きます。

 

途中SMに寄って、ランチを採ります。

常夏のフィリピンでは

SMの店内はエアコンがガンガンに効いているので

まるで天国です。

本当は"イナサル"に行きたかったのですが

相変わらず混雑していたので、別のレストランでチキン定食を頂きました。

ランチを終えて、バジャウ族の住む村へ向かいます。

 

道中ジュースを買いました。

 

これはローカルのフィリピンスタイルで

ビニールに入れてストローで飲みます。

 

日本ではビニール袋をこういう使い方は絶対しませんね。

 

 

さてバジャウ村へ到着しました。

 

パンの屋台が有りました。

値段を聞いてみると

左側のが1個5ペソ。(11円)

右側の小さいのが1個1ペソ。(2円)

 

爆安です。

 

こんなに物価が安いのは驚きです。

 

やはりバジャウ村付近の物価は、フィリピンの町とは比べ物にならない程安いです。

 

 

今日はバジャウ村の海岸を見てみます。

まず岸のゴミの多さに驚きます。

 

ゴミで地面が殆ど見えません。

この海岸も子供たちの遊び場になっています。

 

子どもたちはやはり無邪気で人懐っこいです。

私は子供たちに持参してきたお菓子を上げると

それを見た近くの子どもたちが沢山集まって来て、10人位の子どもが私を取り囲み、危険な状態になってしまいました。

 

流石に私もこれはいけないと、お菓子を上げるのをやめると

近くで見ていた大人のバジャウの人が

「あげない方が良い」とジェスチャーで教えてくれました。

 

バジャウの子供たちの貪欲さは

尋常ではない様でした。

 

恐らく本当に空腹なのでしょう。

 

また驚いた事に中には子供では無く、20歳位の男性や、おばさん、お年寄りもお菓子を貰いに来ます。

 

これにはちょっと驚きました。

 

 

その後しばらく海岸を見ていると、バジャウの子供たちが

何やら日本で言う凧を上げて遊んでいました。

見ていると凧は結構な高さで飛んでいます。

 

ちなみにバジャウで凧は結構人気です。

 

凧揚げの様子を見ていたら

すっかり日が暮れてしまいました。

ちなみにこの岸付近は衛生環境が悪いです。

それは事実上この海岸が

バジャウ村のトイレになっているからです。

 

しかしそんな衛生状況も気にしないのか

子どもたちが平気で岸から海に入って行って、追いかけっこや競争をしています。

バジャウの子供たちは非常にたくましいです。

そんな様子をぼーっと見ていたら

いよいよ夜になってしまいました。

バジャウ村から見る夕日……。

 

そしてバジャウ村から見えるこの建物は……。

SMシーサイドです。

貧困地域で有るバジャウ村から、最先端のショッピングモールが近くに在ります。

 

何と言うコントラストでしょうか。

 

富める者が集う場所と、貧しい者が住む場所。

 

 

こうして実際に少数民族が住む場所に来ると

テレビで見るバジャウ族の姿とは違う側面が見えてきます。

 

テレビでは海で漁をする回遊民族バジャウ

 

なんてイメージですが、実際のバジャウはもう既に違います。

 

そんな現実も実際に足を運んでみて初めて分かる事です。

 

 

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バジャウ村 滞在記 6 ホームステイ偏

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